勘違いをしない

罠というか
あなたが錯覚しやすい事があります

例えばあなたが土地と家を購入するとします

不動産屋と契約し
頭金を払いローンを組み
登記をしてもらい
固定資産税を払い
玄関に自分の名前の表札を飾る

いくつもの手続きが必要だが
それらは特に良いことでも悪いことでもありません
ただの手順にすぎません
そのこと自体には害はありません

ただそれらがあなたを錯覚させます
「私は自分のいるべき場所をついに手に入れた」
「ついに長年の夢を叶えた」
「これはかけがえのない財産だ」

お金とか財産は
所詮ただの道具です
良いものでも悪いものでもありません
ただとても錯覚しやすい
「私は何でも望むものが手に入る
 そんな強大な力を手に入れた」

地位とか肩書も
勘違いしやすい
あなたは「様」をつけて呼ばれ
給与や支援金を支払い感謝される
自分がまるでみんなを上から見下ろしてる
そんな勘違いが始まります

信奉者やファンに
囲まれることが
あなたに
自分が特別な人間だと勘違いさせます

教師先生医師
評論家知識人カウンセラー
専門家コンサルタント講師
宗教家思想家エッセイスト
占い師セラピスト
毎日毎日教えて教えて感謝されるうちに
自分の知識は人を助けている
自分は世の中の役に立っている
そんな勘違いが止まらなくなります