そこで何を言うのか

ある選手がオリンピックで金を獲りました
あなたはそれを凄い事だと思いますか?
表彰式後のインタビューで
その選手は暴言を連発します
他の選手をカス呼ばわりし
審判の判定への不満をぶちまけ
同僚やコーチ、サポートメンバーまでこきおろし
さらにルール変更から大会の運営、観客の応援にまで
言いたい放題、好き勝手に暴言を撒き散らす

どうです?金メダル受賞が台無しですよね?

ある人が被災地に100万円を寄付しました
あなたはそれを素晴らしいと思いますか?
その人はブログSNSで自分の寄付行為を宣伝しまくり
さらにわざわざ被災地に赴き
「みなさんの為に私は100万円寄付しました!!」

どうです?100万円寄付が台無しですね

金メダルも一流大学入学も議員選挙当選も
国家資格も長者番付もノーベル賞も勲章も
はっきり言うと別にたいしたことではありません

それを成し遂げたあと
誰かがあなたにたずねます
「今どんなお気持ちですか?」
ここであなたが何と答えるか
それが大事なんです
勲章やメダルそのものよりこれが100倍重要です

天狗になって威張るのは論外ですが
あくまで謙虚にただ周囲の人々への感謝を述べる
そんな態度も
それを「正解」と信じて行っているなら
あまり差はないかもしれません

では何と答えればいいのかというと
それは私にもわかりません
正解なんてあるわけないのですから

私たちがすごい速さで前進してるということが
ポイントなのかもしれません
つまり
自分が飛び越えたクレバスがあったらしく
それはもうとっくに10キロ?20キロ?後ろの出来事なんだけど
今誰かがそれを「見事な飛び越えでしたね」と褒めてくれた
そんな状況です
あなたならなんと返事しますか?

「苦しかったけど皆さんの応援が力になりました」
「家族を幸せにしたいという想いでがんばりました」
とかの良さげなコメントでお茶をにごしていませんか?
それってつまり急ブレーキで停止して
わざわざクレバスの場所まで引き返していますよね

褒められることが嬉しいのはわかりますが
それでひっかかるのは損です
ひっかからずにスルッとかわしましょう